歯の定期健診で得られる5つのメリット!虫歯・歯周病から口臭まで徹底解説 | 札幌東区東苗穂の歯科・歯医者よな歯科クリニック

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歯の定期健診で得られる5つのメリット!虫歯・歯周病から口臭まで徹底解説

「歯医者は怖い」「面倒くさい」そう思っている方もいるかもしれません。しかし、歯の定期健診は、あなたの歯の健康を守り、生涯にわたって美味しい食事を楽しむために、非常に重要な役割を果たします。この記事では、歯の定期健診で得られる5つの大きなメリットを、具体的な情報と共にお伝えします。この記事を読めば、あなたもきっと定期健診に行きたくなるはずです。

1. 歯の定期健診を受ける5つのメリット

「歯医者は怖い」「面倒くさい」そう思っている方もいるかもしれません。しかし、歯の定期健診は、あなたの歯の健康を守り、生涯にわたって美味しい食事を楽しむために、非常に重要な役割を果たします。この記事では、歯の定期健診で得られる5つの大きなメリットを、具体的な情報と共にお伝えします。この記事を読めば、あなたもきっと定期健診に行きたくなるはずです。

1-1. 虫歯や歯周病を予防できる

定期健診の最大のメリットの一つは、虫歯や歯周病を未然に防ぐことができる点です。これらの病気は、初期段階では自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行してしまうことがあります。しかし、定期的な健診によって、専門家が口腔内の状態をチェックし、リスクのある箇所を早期に把握することで、症状が現れる前に対策を講じることが可能です。これにより、健康な歯を守り、将来的な大がかりな治療を避けることができます。

1-2. 口臭を改善できる

口臭は、多くの人が悩む問題ですが、定期健診によって改善できる可能性があります。口臭の原因は様々ですが、虫歯や歯周病、歯垢や歯石、舌苔の蓄積などが主な原因として挙げられます。定期健診では、これらの原因を特定し、適切な処置を行うことで、口臭を軽減できます。専門的なクリーニングや、歯磨き指導なども行われるため、セルフケアだけでは得られない効果を期待できます。

1-3. 歯の寿命を延ばせる

定期健診は、歯の寿命を延ばすことにも繋がります。虫歯や歯周病を早期に発見し治療することで、歯を失うリスクを減らすことができます。また、定期的なクリーニングやメンテナンスによって、歯を健康な状態に保つことができます。歯を失うと、食事や会話に支障をきたすだけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。定期健診は、生涯にわたって自分の歯で食事を楽しむための、重要な手段と言えるでしょう。

1-4. 全身の健康を守る

歯の健康は、全身の健康とも深く関わっています。歯周病は、心臓病や糖尿病、誤嚥性肺炎、骨粗しょう症、早産、低体重児出産などのリスクを高めることが知られています。定期健診で歯周病を予防・治療することは、これらの全身疾患のリスクを低減することに繋がります。歯の健康を維持することは、全身の健康を守る上で、非常に重要なのです。

1-5. 費用を抑えることができる

定期健診は、一見すると費用がかかるように思えるかもしれません。しかし、虫歯や歯周病を早期に発見・治療することで、将来的な治療費を抑えることができます。これらの口腔疾患は、糖尿病や心疾患などの全身疾患とも深く関係しており、予防することによって、全身の健康維持にもつながります。その結果、これらの全身疾患の進行や治療にかかる医療費も抑えることが可能になります。重症化してから治療する場合は、治療期間が長引き、費用も高額になる傾向がありますが、定期健診で予防することで、口腔だけでなく全身の健康を守りながら、経済的な負担も軽減できるのです。

2. 歯の定期健診の内容

2-1. 問診

定期健診の最初のステップは、問診です。歯科医師や歯科衛生士が、患者さんの口腔内の状態や既往歴、現在の症状などを詳しく聞き取ります。具体的には、歯や歯茎の痛み、出血、知覚過敏、口臭、食事の際の違和感などについて質問されます。また、喫煙習慣や食生活、普段の歯磨きの方法など、生活習慣についても尋ねられることがあります。問診は、患者さんの口腔内の状態を把握し、適切な検査や治療を行うための重要な情報収集の場となります。

2-2. 検査

問診が終わると、次は検査です。検査には、視診、触診、レントゲン検査などがあります。

  • 視診: 歯科医師や歯科衛生士が目視で、歯や歯茎の状態、粘膜の色調、歯並びなどを確認します。虫歯の有無、歯周病の進行度、口内炎やその他の異常がないかをチェックします。
  • 触診: 歯周ポケットの深さを測ったり、歯の動揺度を調べたりします。歯周病の進行具合を把握するために行われます。
  • レントゲン検査: 歯や顎の骨の状態を詳しく調べるために行われます。虫歯の進行度合いや、歯周病による骨の吸収などを確認することができます。必要に応じて、パノラマレントゲンやデンタルレントゲンなどのレントゲン写真が撮影されます。

これらの検査結果に基づいて、患者さんの口腔内の状態が総合的に評価されます。

2-3. クリーニング(PMTC)

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)は、専門家による歯のクリーニングのことです。歯ブラシでは落としきれない歯垢(プラーク)や歯石を除去し、歯の表面を滑らかに磨き上げます。PMTCは、虫歯や歯周病の原因となる細菌の温床を取り除くことで、これらの病気の予防に効果的です。また、歯の表面の着色(ステイン)も除去するため、歯の白さを取り戻す効果も期待できます。PMTCは、専用の器具を用いて行われ、痛みもほとんどありません。

2-4. フッ素塗布

フッ素塗布は、歯の表面にフッ素を塗布することで、虫歯を予防する処置です。フッ素には、歯の再石灰化を促進し、歯質を強くする効果があります。特に、虫歯になりやすい子供や、歯の弱い人には効果的です。フッ素塗布は、PMTCの後に行われることが多く、歯の表面が清潔な状態の方が、フッ素の効果が高まります。フッ素塗布後30分程度は、飲食を控える必要があります。

3. 定期健診の頻度

3-1. 適切な頻度とは?

歯の定期健診の頻度は、お口の健康状態や年齢、リスク要因によって異なります。一般的には、3ヶ月から6ヶ月に一度の受診が推奨されていますが、これはあくまで目安です。虫歯や歯周病のリスクが高い場合は、より短い間隔での受診が必要となることもあります。一方、お口の健康状態が良好な場合は、6ヶ月に一度の受診でも十分な場合があります。

定期健診の頻度は、歯科医師との相談の上で決定することが重要です。歯科医師は、患者さんの口腔内の状態を詳しく検査し、リスク要因を評価した上で、最適な頻度を提案してくれます。定期健診の頻度を守ることで、虫歯や歯周病を早期に発見し、適切な治療を行うことができます。また、歯のクリーニングやフッ素塗布などの予防処置を受けることで、お口の健康を維持することができます。

3-2. 年齢別の推奨頻度

年齢によっても、定期健診の推奨頻度は異なります。子供、大人、高齢者、それぞれの年齢層に合わせた定期健診の頻度について見ていきましょう。

  • 子供: 虫歯になりやすい子供は、3ヶ月に1度の定期健診が推奨されます。フッ素塗布やシーラントなどの予防処置も効果的です。
  • 大人: 虫歯や歯周病のリスクに応じて、3ヶ月から6ヶ月に1度の定期健診が推奨されます。歯周病のリスクが高い場合は、月1回の定期健診が推奨されます。
  • 高齢者: 歯周病やむし歯、入れ歯の不具合など、様々な問題が起こりやすいため、1~3ヶ月に1度の定期健診が推奨されます。口腔ケアの指導や、義歯の調整なども行われます。

定期健診の頻度は、あくまで目安です。ご自身の口腔内の状態に合わせて、歯科医師と相談し、適切な頻度で受診するようにしましょう。

4. 定期健診にかかる費用

定期健診費用の内訳

定期健診にかかる費用は、検査内容や受診する医療機関によって異なります。一般的に、問診、検査、歯のクリーニング(PMTC)、フッ素塗布などを含めて、5,000円~15,000円程度が目安となります。保険診療と自費診療があり、保険診療の場合は3割負担となります。自費診療の場合は、全額自己負担となりますが、より高度なクリーニングや特別な検査を受けることができます。

保険診療と自費診療の違い

保険診療では、虫歯や歯周病の治療など、必要最低限の検査や処置が保険適用となります。一方、自費診療では、より高度な検査や予防処置、審美的な治療などを受けることができます。例えば、PMTCは保険診療でも行われますが、自費診療の方がより丁寧に、時間をかけて行われる傾向があります。また、歯のホワイトニングやインプラント治療などは、自費診療となります。

費用を抑える方法

定期健診の費用を抑えるためには、まず保険診療の範囲内で受診することが基本です。また、複数の歯科医院を比較検討し、費用やサービス内容を比較することも有効です。多くの歯科医院では、ホームページや電話で費用の目安を公開しています。さらに、定期健診の頻度を守り、早期に虫歯や歯周病を発見し治療することで、将来的な治療費を抑えることができます。セルフケアを徹底し、虫歯や歯周病のリスクを減らすことも重要です。

費用の相場

定期健診にかかる費用の相場は、以下の通りです(あくまで目安です)。

  • 問診・検査:1,000円~2,000円(保険診療3割負担の場合の場合)
  • レントゲン検査:150円~1,500円(保険診療3割負担の場合)
  • クリーニング(PMTC):3,000円~10,000円(保険診療3割負担の場合・自費診療)
  • フッ素塗布:500円~1,000円(保険診療の場合・自費診療)

これらの費用は、歯科医院によって異なります。受診前に、必ず費用を確認するようにしましょう。

費用対効果

定期健診は、費用対効果の高い予防医療です。早期発見・早期治療によって、将来的な治療費を大幅に削減できる可能性があります。例えば、虫歯を放置すると、最終的には歯を失い、インプラント治療などが必要になる場合があります。インプラント治療には、1本あたり40~50万円の費用がかかります。一方、定期健診で虫歯を早期に発見し、治療すれば、数千円程度の費用で済むこともあります。歯周病も同様に、放置すると歯を失い、入れ歯やインプラント治療が必要になる可能性があります。定期健診で歯周病を予防・治療することで、これらのリスクを回避し、費用を抑えることができます。また、定期健診を受けることで、歯の健康に対する意識が高まり、セルフケアの質も向上します。その結果、歯の寿命を延ばし、生涯にわたって自分の歯で食事を楽しむことができるようになります。

5. 歯医者の選び方

歯医者を選ぶ際のポイント

信頼できる歯医者を選ぶことは、歯の健康を守る上で非常に重要です。しかし、数ある歯医者の中から、自分に合った歯医者を見つけるのは難しいかもしれません。ここでは、歯医者を選ぶ際に注目すべきポイントをいくつかご紹介します。

1. 専門性と得意分野

歯医者には、一般歯科、矯正歯科、口腔外科、インプラントなど、様々な専門分野があります。自分の歯の悩みや治療内容に合わせて、適切な専門分野を持つ歯医者を選ぶことが大切です。例えば、インプラント治療を希望する場合は、インプラント治療に精通した歯科医師がいる医院を選ぶべきです。また、歯周病治療に力を入れている歯医者もいます。医院のウェブサイトや、事前に電話で問い合わせるなどして、得意分野を確認しましょう。

2. 治療方針と説明の丁寧さ

治療方針について、患者に対して丁寧に説明してくれる歯医者を選びましょう。治療方法や費用、リスクなどを分かりやすく説明し、患者の疑問や不安に親身になって答えてくれる歯医者は、信頼できます。治療前にしっかりと説明を行い、患者の同意を得てから治療を始める歯医者は、安心して治療を受けられるでしょう。

3. 設備と技術

最新の設備や技術を備えている歯医者は、より正確な診断や治療を提供できる可能性があります。例えば、歯科用CTやマイクロスコープなどの設備があると、精密な検査や治療が可能になります。また、歯科医師の技術力も重要です。経験豊富な歯科医師や、学会などで積極的に研鑽を積んでいる歯科医師がいる歯医者は、質の高い治療を提供してくれるでしょう。

4. 医院の雰囲気とコミュニケーション

歯医者の雰囲気も、重要なポイントです。清潔で明るい雰囲気の医院は、患者がリラックスして治療を受けられる環境を提供します。また、スタッフの対応も重要です。患者の話をよく聞き、親切で丁寧な対応をしてくれるスタッフがいる歯医者は、気持ちよく通院できます。事前のカウンセリングや、口コミなどを参考に、医院の雰囲気を把握しましょう。

5. アクセスと通院のしやすさ

自宅や職場から近いなど、通院しやすい歯医者を選ぶことも大切です。定期健診や治療で何度も通院することを考えると、アクセスの良さは重要な要素となります。自分のライフスタイルに合わせて、通いやすい歯医者を選びましょう。

歯医者選びの注意点

歯医者を選ぶ際には、いくつかの注意点があります。

  • 口コミや評判を鵜呑みにしない: インターネット上の口コミや評判は参考になりますが、あくまでも個人の意見です。必ずしも自分に合うとは限りません。複数の情報を比較検討し、最終的には自分の目で確かめることが大切です。
  • セカンドオピニオンを活用する: 治療方針に納得できない場合は、他の歯医者でセカンドオピニオンを受けることも検討しましょう。複数の意見を聞くことで、より自分に合った治療法を見つけることができます。
  • 費用だけで選ばない: 治療費は重要な要素ですが、費用だけで歯医者を選ぶのは避けましょう。費用だけでなく、治療内容や技術力、信頼性なども考慮して、総合的に判断することが大切です。

まとめ:定期健診で健康な歯を保ちましょう

歯の定期健診は、健康な口腔環境を維持するうえで欠かせない習慣です。虫歯や歯周病の予防をはじめ、口臭の改善、歯の寿命を延ばすこと、さらには全身の健康を守ることにもつながるなど、多くのメリットがあります。

まず、虫歯や歯周病は初期段階では自覚症状が少なく、気づかないうちに進行してしまうことがあります。定期健診を受けることで、こうしたリスクを早期に発見し、重症化を防ぐことができます。また、専門家によるクリーニングやフッ素塗布は、自宅でのケアだけでは得られない高い予防効果をもたらします。

さらに、歯周病は心疾患や糖尿病などの全身疾患とも関係があるとされており、口腔の健康を守ることは、全身の健康維持にもつながります。定期的な健診を習慣にすることで、こうした疾患のリスクを抑え、結果として医療費全体の軽減にも貢献します。

健康な歯を保つことは、生涯にわたって美味しい食事を楽しむためにも不可欠です。歯科医師のアドバイスに従い、適切なケアを続けることで、いつまでも自分の歯で噛む喜びを味わうことができるでしょう。

あなたの歯と全身の健康、そして将来の経済的負担を守るために、ぜひ今日から定期健診を始めましょう。

歯の健康を守るために、定期健診を受けましょう。よな歯科クリニックでは、日本歯周病学会認定医の資格を持つ院長や歯科衛生士が、あなたの歯の健康をサポートします。

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