フッ素をセルフケアに取り入れよう | 札幌東区東苗穂の歯科・歯医者よな歯科クリニック

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フッ素をセルフケアに取り入れよう

こんにちは。
札幌市東区東苗穂のよな歯科クリニックです。
今回は、フッ素をセルフケアに取り入れるポイントについてご紹介します。

むし歯予防の強い味方「フッ素」
むし歯予防に効果的な成分として、フッ素は広く知られています。フッ素は歯の表面を覆うエナメル質を強くし、むし歯菌が出す酸に対して抵抗力を高める働きがあり、さらに初期のむし歯であれば、再石灰化を促すことで自然に修復されることもあるのです。

フッ素は自宅でも活用できる
フッ素と聞くと「歯科医院で塗ってもらうもの」と思われがちですが、実は市販の歯みがき粉やうがい薬にもフッ素が配合されているものが多く、自宅で手軽に取り入れることができます。特に子どもから高齢の方まで、ライフステージに関係なく活用できるのも魅力です。

フッ素入り歯みがき粉の選び方
市販の歯みがき粉を選ぶときは、「フッ化ナトリウム」や「モノフルオロリン酸ナトリウム」といった成分が含まれているかをチェックしてみましょう。最近では、1450ppmという高濃度のフッ素入り歯みがき粉も多く販売されています。大人の方は、こうした高濃度のものを選ぶとより効果的です。ただし、子どもには年齢に応じた適正量を使いましょう。

フッ素の効果を最大限に活かすコツ
フッ素入りの歯みがき粉を使っても、すぐにうがいをしてしまうと成分が口の中にとどまらず、効果が薄れてしまいます。歯みがきのあとは軽く1回だけゆすぎ、フッ素をできるだけ長く口の中にとどめるようにしましょう。また、寝る前の使用は特に効果的です。

定期的な歯科でのフッ素塗布とあわせて
セルフケアでフッ素を取り入れることはとても大切ですが、それだけで完璧とは言えません。定期的に歯科医院でプロによるフッ素塗布を受けることで、より高いむし歯予防効果が期待できます。ご家庭でのケアとプロのケアをうまく組み合わせることで、大切な歯をより長く健康に保つことができるでしょう。

まとめ
毎日のセルフケアにフッ素をプラスするだけで、むし歯のリスクは大きく下げられます。手軽に始められる予防法だからこそ、今日から取り入れてみましょう。