COLUMNコラム
07.15 Tue
こんにちは。
札幌市東区東苗穂のよな歯科クリニックです。
今回は、歯みがきの回数についてご紹介します。
「1日何回歯をみがけばいいの?」という疑問は、多くの方が一度は感じたことがあるのではないでしょうか。実は、ただ回数を多くすればいいというわけではなく、タイミングや内容も大切です。特に就寝前の歯みがきが、むし歯や歯周病予防において非常に重要な意味を持っています。
理想は1日2〜3回の歯みがき
一般的には、朝・昼・夜の1日2〜3回の歯みがきが推奨されています。特に食後にしっかりとプラーク(歯垢)を取り除くことで、むし歯や歯周病のリスクを減らすことができるからです。昼は難しくても、朝と夜だけでも丁寧にみがくよう心がけましょう。
就寝前は最も重要なタイミング
中でも一番重要なのが、就寝前の歯みがきです。寝ている間は唾液の分泌が減り、細菌が繁殖しやすい環境になります。日中についた汚れや食べかすをきちんと落としておかないと、寝ている間に細菌が活発に働き、むし歯や歯周病の原因になります。夜の歯みがきは一日の締めくくりとして、時間をかけて丁寧に行うのが理想です。
朝は起きてすぐのケアもおすすめ
朝起きたときは、寝ている間に増殖した細菌が口の中にたくさん残っています。朝食の前にうがいや歯みがきをして、細菌を洗い流してから食事を摂るようにすると、より衛生的です。その後、時間があれば朝食後にもう一度みがくとさらに効果的です。
歯科医院で正しいみがき方をチェック
歯みがきの回数だけでなく、「正しくみがけているかどうか」もとても重要です。当院ではブラッシング指導を行い、患者様に合った歯ブラシの選び方やフロス・歯間ブラシの使い方まで丁寧にお伝えしています。とくに就寝前に使いたいフッ素配合の歯みがき剤などもご紹介可能ですので、お気軽にご相談ください。
まとめ
歯みがきは、回数よりもタイミングと丁寧さがポイントです。特に就寝前のケアは、むし歯や歯周病を防ぐための最も大切な時間です。1日を気持ちよく終えるためにも、夜の歯みがきを習慣化しましょう。