
COLUMNコラム
09.02 Tue

「マウスピース矯正中にコーヒーやお茶は飲める?」「飲み物でマウスピースが着色したり虫歯の原因にならない?」
そんな不安をお持ちの方に向けて、この記事ではマウスピース矯正中の飲み物に関する基本ルールを解説します。今までと変わらず飲むことのできる飲み物の種類や避けたほうがよい飲み物の注意点、よくある疑問への答えをまとめました。
マウスピース矯正中でも、正しい知識があれば安心して食事や飲み物を楽しめます。矯正中の飲み物で気をつけるべきポイントをしっかり押さえて、治療をスムーズに進めましょう。

マウスピースは常に清潔に保つことが大切です。着色や虫歯を防ぐには、飲み物選びにも注意が必要です。このセクションでは、矯正中に避けたい飲み物や、日常で気をつけるポイントを分かりやすく紹介します。
マウスピース矯正中でも、飲み物の選択肢を知っていれば、今までと変わらないように楽しむことができます。
ここでは、マウスピース矯正中に安心して飲める飲み物についてご紹介します。
水は、マウスピース矯正中にもっとも推奨される飲み物です。水には、歯やマウスピースへの着色の心配がなく、虫歯のリスクもありません。
また、口の中をリフレッシュさせる効果もあります。こまめに水分補給をすることで、唾液の分泌を促し、お口の中を清潔に保つことにもつながります。
無糖の炭酸水も、マウスピース矯正中に適した飲み物です。炭酸の爽快感は、気分転換にもなります。
ただし、甘味料が含まれているものは虫歯のリスクを高める可能性があるため、必ず無糖のものを選びましょう。また、炭酸水に含まれる酸によって、歯のエナメル質が一時的に柔らかくなることがあります。
炭酸水を飲んだ後は、すぐに歯磨きをするのではなく、30分程度時間を置いてから磨くようにしましょう。
無糖のお茶も、マウスピース矯正中に良い選択肢です。緑茶、麦茶、ほうじ茶など、さまざまな種類のお茶がありますが、どれも糖分を含まないため、虫歯のリスクを気にせず飲むことができます。
ただし、お茶の種類によっては、マウスピースへの着色をすることがあります。特に、色の濃いお茶を飲む場合は、注意が必要です。飲み終わった後は、軽く口をすすぐなどして、着色を予防しましょう。

マウスピース矯正中は、飲み物による着色や虫歯のリスクを考慮する必要があります。特に、色の濃い飲み物や糖分を多く含む飲み物は、注意が必要です。
ここでは、マウスピース矯正中に避けるべき飲み物について、詳しく見ていきましょう。
コーヒー、紅茶、赤ワイン、コーラなどの色の濃い飲み物は、マウスピースへの着色の原因となります。マウスピースは、時間の経過とともに色素を吸収しやすく、変色して透明感が失われてしまうことがあります。
マウスピースの変色は、見た目の問題だけでなく、清潔感を損なうことにもつながります。
これらの飲み物をどうしても飲みたい場合は、マウスピースを外してから飲むようにしましょう。飲んだ後は、必ず歯磨きをして、マウスピースをきれいにしてください。また、ストローを使用することで、マウスピースへの直接的な接触を避けることもできます。
ジュース、清涼飲料水、スポーツドリンクなどの糖分の多い飲み物は、虫歯の原因菌の栄養源となり、虫歯リスクを高めます。マウスピース装着中は唾液による自浄作用が制限されるため、虫歯になりやすく、特に注意が必要です。
これらの飲み物を飲む場合は、できるだけ避けるか、摂取量を控えめにしましょう。どうしても飲みたい場合は、飲食後にすぐに歯磨きをするなど、丁寧なケアを心がけてください。また、糖分の少ない飲み物を選ぶことも有効です。例えば、無糖の炭酸水や、砂糖不使用のお茶などがおすすめです。
色の濃い飲み物や糖分を多く含む飲み物をどうしても飲みたい場合は、以下の対処法を取り入れてください。
● マウスピースを外してから飲む
飲む前に必ずマウスピースを外し、飲み終えた後は歯磨きやうがいを行ってから再装着しましょう。
● ストローを活用する
マウスピースを外せない場面では、ストローを使うことで、飲み物が歯やマウスピースに直接触れるのをある程度防げます(ただし完全ではありません)。
● 糖分の少ない飲み物を選ぶ
無糖の炭酸水や、砂糖不使用のお茶などを選ぶことで、虫歯のリスクを軽減できます。
● 飲んだあとはしっかりケア
歯磨きが難しい場合でも、口をゆすぐ、マウスピースを洗浄するなどの対策を心がけましょう。

マウスピース矯正中の飲み物による影響は、主に「着色」と「虫歯のリスク」の2点です。これらの影響を理解し、適切な対策を行うことで、矯正治療をしながらも、食事や飲み物をより楽しむことができます。
マウスピースは、食べ物や飲み物の色を吸収しやすい性質を持っています。特に、色の濃い飲み物(コーヒー、紅茶、赤ワイン、コーラなど)をマウスピースを装着したまま飲むと、着色のリスクが高まります。マウスピースが着色すると、見た目が悪くなるだけでなく、清潔感も損なわれてしまいます。
糖分の多い飲み物(ジュース、清涼飲料水、スポーツドリンクなど)は、虫歯のリスクを高めます。これらの飲み物に含まれる糖分は、虫歯の原因菌のエサとなり、酸を生成します。この酸が歯のエナメル質を溶かし、虫歯を引き起こします。マウスピースを装着していると、唾液の循環が悪くなり、虫歯になりやすいため、特に注意が必要です。

マウスピース矯正中の飲み物に関する注意点を知っておくことは、快適な矯正生活を送る上で非常に重要です。ちょっとした工夫で、マウスピースへの影響を最小限に抑え、矯正治療をスムーズに進めることができます。ここでは、具体的な注意点について解説します。
飲み物を飲む際に、マウスピースを外すかどうかは、飲み物の種類によって異なります。水やお茶など、マウスピースへの着色や虫歯のリスクが低い飲み物の場合は、必ずしも外す必要はありません。
ただし、マウスピースと歯の間に飲み物が入り込むと、虫歯のリスクを高める可能性があるため、注意が必要です。心配な場合は、外して飲むようにしましょう。
コーヒー、紅茶、ジュースなど、色の濃い飲み物や糖分の多い飲み物を飲む際は、必ずマウスピースを外してください。マウスピースを装着したままこれらの飲み物を飲むと、着色や虫歯のリスクが大幅に高まります。
マウスピースを外す際は、清潔な場所に置き、紛失しないように注意しましょう。また、外した後のマウスピースは、必ず水で軽くすすぎ、清潔な状態にしてから装着するようにしましょう。
飲み終わった後のケアも大切です。特に、マウスピースを外さずに飲んだ場合は、丁寧なケアを心がけましょう。
まず、水で口をよくすすぎ、飲み残しがないようにします。次に、歯磨きをして、歯の表面に付着した汚れや糖分を落とします。歯磨きをする際は、マウスピースも一緒に洗浄すると、より清潔な状態を保つことができます。
マウスピースの洗浄には、専用の洗浄剤を使用するのがおすすめです。洗浄剤を使用することで、マウスピースに付着した汚れや細菌を効果的に除去することができます。洗浄後は、水でよくすすぎ、清潔な状態で保管しましょう。
これらの注意点を守り、適切なケアを行うことで、マウスピース矯正中でも、食事や飲み物を楽しみながら、健康な歯を維持することができます。

マウスピース矯正中に温かい飲み物を飲むこと自体は基本的に問題ありません。ただし、熱すぎる飲み物はマウスピースの変形につながる恐れがあります。
目安として、60℃を超えるような熱い飲み物は避けるのが無難です。飲む際は、温度に気をつけて適度な熱さになっていることを確認してください。
外出時に飲み物を摂る際は、マウスピースの取り扱いに注意が必要です。まず、外す際にはできるだけ人目のつかない場所(トイレの洗面台など)を利用しましょう。取り外したマウスピースは清潔なケースに入れて保管し、紛失を防ぎます。
外出先で選ぶ飲み物は、水や無糖のお茶など、着色や糖分が少ないものが安心です。
マウスピース矯正中は、飲食のたびにマウスピースを外すのが理想ですが、生活スタイルによっては難しいこともあります。そのような場合は、1日に外す回数をある程度決めておくと管理しやすくなります。たとえば「食事のときのみ外す」など、自分にとって無理のないルールを設定し、それに沿って過ごすのが現実的です。
ただし、外す回数が多くなると歯の移動が計画通りに進まなくなるリスクが高まります。そのため、できるだけ外すタイミングを限定し、回数を減らすことが大切です。飲む回数が多くなりそうな日は、口をゆすいだり、可能な範囲で歯磨きを行ったりして、こまめなケアを心がけましょう。

マウスピース矯正中の飲み物に関する情報はいかがでしたでしょうか?
この記事では、矯正中でも安心して飲める飲み物、避けるべき飲み物、そして飲み方に関する注意点について解説しました。
正しい知識を身につけることで、着色や虫歯のリスクを抑え、快適な矯正生活を送ることができます。
ぜひ、この記事を参考に、マウスピース矯正中の食事や飲み物を楽しみながら、理想の歯並びを目指してください。
そして、札幌でマウスピース矯正をお考えの方は、よな歯科クリニックへご相談ください。当院では、丁寧なカウンセリングと充実したアフターケアを通じて、一人ひとりに最適な矯正プランをご提案しています。初めての方もお気軽にご来院ください。